にんにくサプリメントの免疫力を高める効果・効能
この記事ではにんにくサプリメントの免疫力を高める効果・効能について述べています。
にんにくサプリメントの免疫力を高める効果・効能は以下の通りです。
- 疲労回復効果
- 血流改善効果
- 高血圧予防
- 抗がん作用
- 生活習慣病を予防する効果
にんにく(大蒜)はユリ科ネギ属の多年草で、強いにおいをもつ香味野菜として知られています。
そのにんにくには、スコルジニン、ビタミンB1、ビタミンB6、アリシンなどが成分が豊富に含まれています。
スコルジニンは無臭の成分で、疲労回復、新陳代謝の促進、血流改善、血中コレステロールの調整などの働きがあります。
また、アリシンは強烈なニオイや涙の元となっている硫化アリルの一種で、ビタミンB1と結合すると、疲労回復効果のあるアリチアミンという物質に変化します。にんにくにはビタミンB1が含まれているため、最初からアリチアミンが存在します。
しかし、疲労回復効果をもっと高めたい場合は、豚肉などビタミンB1を多く含む食品と組み合わせるとより効果的だとされています。
さらににんにくに含まれているアリシンには、殺菌、解毒、抗酸化作用などがあるとされ、細菌の感染による症状改善にも期待がもたれています。
にんにくには抗がん作用もある
また、にんにくに含まれる「ジアリルトリスルフィド」という成分には、がんの細胞が増殖するのを抑え、細胞自体を正常化する働きがあることが研究の結果分かってきたとされています。
ちなみに、「ジアリルトリスルフィド」は、傷がついていない生のニンニクの成分である「アリイン」が変化したものです。
先程述べた「アリシン」も、このアリインが調理によって分解されることで生じます。
にんにくの「アホエン」の免疫力を高める効果に期待
それに加えて、にんにくに含まれているアリシンは100℃以下の温度で熱することで「アホエン」 という成分に変化することが分かっています。
アホエンは心臓病や脳梗塞のリスクを減らす作用があり、他にも動脈硬化防止や血栓予防、 コレステロール値の低下といった効果が期待出来ます。
それに加えて、認知症予防、記憶力アップ、疲労回復、ガン予防といった、アリシンよりもさらに強力な免疫力を高める効果が期待出来るということ です。
ちなみに、アリシンを含むイオウ化合物は、血液が固まりやすくなるのを防ぎ、血栓がつくられないようにする効果があるため、アリシンが含まれたにんにくを摂ることは血流の改善にも効果的です。
血流が改善されれば、全身の細胞に栄養素が行き渡りやすくなるため、新陳代謝は良くなり、免疫力もアップしていきます。
また、にんにくに関する臨床試験に関しては、にんにくを4~25週間投与することで、総コレステロール値が低下し、LDLコレステロール値が改善されたという報告があります。
さらににんにくの投与によって、動脈硬化、高血圧症を改善したという臨床試験の報告もあるため、にんにくには血流を改善する効果があると言えそうです。
にんにくサプリメントのおすすめは?
このように、にんにくにはアリシン・アホエン、スコルジニンなど、免疫力を高めたり、血流を改善したりするための有効成分が豊富に含まれています。
もしにんにくをサプリメントで摂りたい方は、にんにくと共にビタミン類も多く含まれている「国産 にんにくホワイト六片種使用『ミリオンパワーSG』 」や、卵黄と共に大事に作られた「にんにく玉ゴールド 」が、スタミナアップや疲労回復などに大変おすすめです。
また、にんにくサプリメントは臭いが抑えられているものが多いので、食後のにんにくの臭いが気になる方にも、サプリメントでの摂取はお勧めすることが出来ます。
参考文献