霊芝サプリメントの免疫力を高める効果・効能
この記事では霊芝サプリメントの免疫力を高める効果・効能について述べています。
霊芝サプリメントの免疫力を高める効果・効能は以下の通りです。
- 免疫細胞の活性化
- 免疫賦活作用
- 抗がん作用
- 生活習慣病の予防
- 血液の浄化、低血圧・高血圧の改善
- アレルギー症状の緩和・抑制
- 便秘の解消
霊芝(れいし)とは、サルノコシカケ科に属するキノコの一種であり、別名でマンネンタケとも呼ばれており、中国では古くから幻のキノコとして古くから珍重されています。ほかにも「門出茸」「仙草」「吉祥茸」「霊芝草」「赤芝」などと呼ばれることがあります。
しかしひと口に霊芝といっても様々な種類があり、代表的かつ食用(薬用)に適しているのは、赤芝、青芝、黄芝、白芝、黒芝、紫芝の6種類だと言われています。
その霊芝にはカルシウムやマグネシウム、カリウムやナトリウム、鉄、銅、亜鉛、マンガンなどのミネラル類が含まれています。
また霊芝にはβ-Dグルカンやトリテルペン類のガノデリック酸などの有効成分が豊富に含まれていることも大きな特徴です。
霊芝には抗がん作用がある
特に霊芝はがんに対して強い効果を発揮すると言われています。
その理由は、霊芝は主成分としてβグルカン、ステロール、トリテルペンなどを含むとされているからです。
特に多糖類「β‐Dグルカン」が、人体に備わっている免疫力を高めるとされています。
ちなみに霊芝に含まれている「β‐Dグルカン」は、がん細胞を直接やっつけるというわけではなく、体内において免疫細胞を活性化させることによって、がん細胞の発生や成長を抑制すると言われているのです。
そのため、β‐Dグルカンはがん細胞に対して攻撃を仕掛けるのではなく、マクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞などをはじめとする免疫細胞を活性化させることにより、結果としてウイルスや癌細胞などを消滅させやすくするということになります。
それに加え、β‐Dグルカンは自然免疫担当のマクロファージを刺激して腫瘍壊死因子(TNFa)やインターロイキン10といった物質の産生を促進することが報告されています。
このように、β‐Dグルカンは体の免疫機能、自然治癒力を高めてがんの発生や増殖を抑えるため、β‐Dグルカンによる抗がん治療には毒性や副作用の心配がないとされています。
また、霊芝の健康効果を得るには、継続的な摂取が必要だと言われています。
霊芝のアレルギー症状改善効果
さらに霊芝にはアトピーや花粉症といったアレルギー症状を緩和する働きもあると言われています。
霊芝にはトリテルペン類のガノデリック酸と呼ばれるものが含まれていますが、ガノデリック酸は免疫に関与しているIgE抗体の過剰な放出を抑制する働きがあるとされています。
そもそもアレルギーとは、一般的に食物やダニ、花粉など、本来は病原性のないものに対して免疫細胞が特別なIgE抗体を作って、過剰な反応を起こしてしまう現象のことをいいます。
IgE抗体は過剰に蓄積されると結果としてヒスタミンを大量に放出し、その結果、くしゃみや鼻水、かゆみといった症状が現れてきます。
しかし霊芝に含まれるガノデリック酸によってIgE抗体の過剰な放出が抑えられることで、アレルギー反応が抑えられため、花粉症やアトピー性皮膚炎をはじめとする様々なアレルギー疾患に効果があると言われています。
以上が、霊芝の免疫力を高める効果・効能についてですが、霊芝はサプリメントから摂取することが効率的です。
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