免疫力を高めるサプリメント効果効能事典

免疫力を高めるためのサプリメントの効果効能を紹介しています。

大豆イソフラボンサプリメントの免疫力を高める効果・効能

この記事では大豆イソフラボンサプリメントの免疫力を高める効果・効能について述べています。

 

大豆イソフラボンサプリメントの免疫力を高める効果・効能は以下の通りです。

 

 

イソフラボンは大豆や葛(くず)などマメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種です。

そのためイソフラボンには、ポリフェノールに共通している、細胞を老化させる活性酸素の働きを抑えてくれる抗酸化作用があります。

また、イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似た化学構造と働きをすることが分かっており注目を浴びています。エストロゲンは美しい肌やふくよかな体つきをつくる上で欠かせない女性ホルモンのことです。

更年期にさしかかると女性はエストロゲンの分泌量が減少すると言われています。

しかしイソフラボンは、エストロゲンが不足している時はエストロゲンを補う働きをし、エストロゲンが過剰に分泌された際にはその分泌量を抑える(抗エストロゲン作用)とされています。

そのためイソフラボンにはエストロゲンの過不足を調整する効果があるのです。

イソフラボン更年期障害骨粗しょう症の予防・改善に効果的

特に女性ホルモンの減少によって引き起こされる更年期障害の症状はエストロゲンの減少が理由だとされているため、イソフラボン更年期障害に効果があるとして期待が高まっています。

また、骨粗しょう症エストロゲンの減少と骨密度の低下によって引き起こされるとされていますが、イソフラボンには、骨のなかのカルシウムを溶け出さないようにする働きもあると言われているため、骨粗しょう症予防にも効果的だと言われています。

そのほか、イソフラボン乳がんや子宮がんの予防にも有効だとされています。

クオールの産生に関わる大豆イソフラボン

ちなみにイソフラボンを豊富に含んだ主な食べ物としては、大豆のほか、納豆、きなこ、豆腐、もやしなどがあります。

また、もし過剰摂取すると女性ホルモンのバランスを逆に崩してしまうおそれがあるため、1日あたりの目安摂取量40~50mgを守った方が良いとされています。

ところで、近頃は女性ホルモンの「エストロゲン」のような働きをするとされる「エクオール」が更年期障害骨粗しょう症などに対して効果を発揮するとして話題になっています。

この「エクオール」は、大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」という成分が、腸内細菌によって「エクオール」を作るとされています。

そのため、この「エクオール」は普段から納豆をはじめとした大豆製品を多く摂っている人のほうが腸内で産生されやすいと言われています。

したがって、日頃から納豆を食べる習慣をもつことは、「エクオール」が作られやすい腸内環境を育むことにもつながっていくと考えられます。

しかし「エクオール」 の産生量には個人差(腸内環境の差)があり、日本人全員がエクオールを産生出来るわけではないと言われているため、「エクオール」を含んだサプリメントも開発も進んでいます。